クレジットカード各社は国内で発行されている全てのカードを2020年までにICチップ付きに切り替える。5割前後と最大シェアを握る米大手のビザは、小売店など加盟店が店頭で使うカードの読み取り端末について、IC対応型を普及させるため、IC未対応の端末で発生した不正被害を加盟店に負担させる仕組みに変更する。
偽造が難しいIC型を普及させてカードの不正利用を減らし、安心して買い物ができる環境を整えるらしいです。
完了まで後2年ですので、もうすぐですね。防犯の意味もあるし、良い事だと思います。
ICチップ付きのクレジットカードに全面的に切り替えることが出来れば、カード会社にとっても利用者にとっても大きなメリットがあります。
危なっかしいカードを持ってても困りますよね。
アメックスやダイナースはどうなる?
ただ1点、気になることも。VISA、マスターカード、JCBなどの国際ブランド付きクレジットカードはわかるんですが、
アメリカン・エキスプレス・カードやダイナースクラブカードはどうなるんでしょうね。
国内発行されているすべてのクレジットカードが対象とありますが、アメックスやダイナースクラブも国内発行のうちに含まれるのかやや不鮮明な感じがしますが、
これだけ有名なカードですから心配はいらないような気がしますし、何かあるなら既に情報が流れてますよね。
ヨーロッパではICチップ付きクレジットカードが普及していますが、アメックスやダイナースクラブについては未だにICチップ無しのものが普及しているくらいなので、日本も例外ではないような気がします。彼らの独自路線を歩まずに、出来ればICチップ搭載へに切り替えていって欲しいものですね。
今後、アメックス&ダイナースクラブを含め、すべてのクレジットカードがICチップ搭載のものになるでしょう。
まずICチップ非搭載のクレジットカードはどのくらい日本国内にあるのかというと、20年まで後二年ですから、もうずいぶん高い確率でICは入ってる事でしょう。
ちなみにクレジットカード先進国だと思われているアメリカ合衆国ですが、日本以上にICチップ搭載率は低いと言われています。
ヨーロッパやアジア諸国がICチップ搭載への流れに向かっている中、日本とアメリカだけが取り残されつつある状況だったらしいですが、もう随分浸透していると感じます。
2020年の東京オリンピックまでに完了する流れだと思います。
店舗側にもICカードリーダーを導入促進:
また、店舗に設置されていた磁気ストライプによるカード決済しかできなかった従来のクレジットカード決済機を、
IC対応型の読み取り機端末へと切り替えるための促進策もはじまるようです。
いくらICチップ付きのクレジットカードを普及させたとしても、そのカードを使う側の端末が非対応では意味がありませんからね。この対応は当然だと言えそうです。
加えて、磁気ストライプでしかカード決済できないと思われているモバイル決済
(iPhoneやiPadなどを使ったカード決済)のジャンルにも、テンキー付きのICカードリーダーが登場していますね。
時代はこのように徐々に、磁気ストライプを読み取る方式からICチップを読み取る方式へと切り替えられてきてます。
これからもどんどん便利に使う事が出来るようになるクレジットカード、楽しみですね!