疑問解決
派遣社員がクレジットカードを作る場合、ちょっと迷ってしまうのは勤務会社名…。
派遣元の企業を書けば良いのか、それとも現在働いている派遣先企業を書くのかわかりにくいですよね。例えばパソナから派遣されてソニーで働いている場合、どちらの企業名をカード申込書に書くべきなのか?明確に答えられる方は少ないことでしょう。
そこで今回はそのあたりのカード審査と勤務先の関係について、わかりやすく解説をしていったみたいと思います。勤務先をどう記入して良いか迷っている方は、是非、参考にしてみてくださいね。
カード申込先と勤務先について:
基本は派遣元を書く:
まず、クレジットカード申込時には勤務先と派遣先のどちらを勤務先として記入すれば良いかについての答えは、『派遣元』の企業です。前述の例でいえば『勤務先はパソナ』となるので、間違ってソニーと書かないようにしてください。
こんな感じで勤務元の企業名を書くのが、正しいカード申し込み方法となります。
勤務先の例:
パソナから任天堂へ派遣:勤務先はパソナ
テンプスタッフから京セラへ派遣:勤務先はテンプスタッフ
アデコからバーバリーに派遣:勤務先はアデコ
自分をよく見せようとするのはダメ:
ただこれについては派遣で働いている方の心象からすると、ついつい、ソニーなどの大企業名を書いてクレジットカードを申し込みたくなるもの。
特にすでにリボ払いやキャッシングなどで借入履歴のある方であれば尚更で、少しでも自分の属性を良くみせようとあの手この手でごまかそうとする傾向にあるように思います(そうじゃないと審査に通らないため)。
まぁその気持ちはわからんでもありませんが、勤務先をごまかすのは立派な詐欺罪に当たる行為。
場合によっては『知らなかった…』で済まない可能性もあるので、みなさんは絶対にしないようにしてください。詐称がバレたらその会社のクレジットカードが二度と作れなくなることだってありえます。
カード申込書も進化している:
また最近だとクレジットカードの申し込みフォームも進化していて、派遣社員の方は派遣元と派遣先の両方を記載してください…といった記入を促されることや、正社員や派遣社員などの勤務体系の選択項目があるクレジットカードも出てきました。
昔:勤務先の入力欄はひとつだけだった
現在:派遣を選択すると、派遣元と派遣先の入力欄が表示される
こんな感じでなかなか、派遣先企業を書いて自分をよりよく見せるというのは難しくなってきていますので、嘘偽りを記載するのではなく、最初から正直に派遣元を書いてしまうほうが審査には良い影響を与えるんじゃないかな?と私は思いますよ*1。
契約社員や期間工などはどっち?:
契約社員や期間工(期間従業員)といった、直接、企業と契約して働いている場合の勤務先はどうなるのかというと、これは問題なくその企業名を書いてしまってOK。
契約社員:そのまま勤務先を記入
期間工:そのまま勤務先を記入
ただ正社員かどうかの記述はカード申込書にあるので、ここで非正規雇用かどうかは結局、わかってしまうのは一緒ですね。基本、クレジットカード発行会社は誤魔化せないと思ったほうが無難です。
派遣社員でもカードが作りやすい時代:
最後に。
現在では一昔前と異なり、派遣社員であってもクレジットカードがだいぶ作りやすい時代にはなりました。
そのため、『自分は派遣だからカード審査に通らないのではないか?』とか、『年収が200万しかないからカード入手は無理だ』と自己判断せずにカード申込に挑戦してみてください。楽天カードやエポスカードといった年会費無料のクレジットカードであれば、正社員じゃなくても普通に審査通過は可能ですよ。
楽天カード 詳細
エポスカード 詳細
以上、派遣社員がクレジットカードを作る場合、カード申込書には派遣元と派遣先、どっちの勤務先を書けば良いのか?を解説…という話題でした。これを読んだみなさんは是非、職業をごまかさずに堂々とクレジットカード申込をどうぞ。
派遣社員でも作れるカードは?
『そうはいってもカードが作れるか不安だ…』という方は、下記記事にて派遣社員やアルバイトでも作りやすいクレジットカードを紹介しているので参考にしてみてください。
派遣社員などの収入が不安定な方向けのカード集なので、安心して申込ができますよ。
1:自分の職業をごまかしてクレジットカードを入手し、そのカードで利用した金額を返済できなくなってしまった…という場合には、前述のように詐欺罪が成立する可能性だってありえます。自己破産ともなれば職業もしっかりバレるので、ご注意ください。
※引用あり※