海外で使用とまとめ!
海外における支払い方法とトラブル対策方法
今回は海外に行く前に知っておきたい、クレジットカードに関する知識をご説明いたします。
国外のクレジットカード事情はだいぶ異なるので、これらの知識を知っていたかどうかが、役に立ちます。
特にはじめて海外旅行に行くという方は、出発前に必ず目を通しておくようにしてください。
正しい知識を手に入れればきっと、更に楽しく快適な海外を満喫することが出来ますよ。
海外におけるカード事情
1:海外では極力、クレジットカード払いを使う
気をつけたいことは、基本とも言える内容ですが、海外では極力、クレジットカード払いをするようにしてください。
それが節約になるだけでなく、防犯対策にもなるからです。
海外で現金を持ち歩くのは危険です。
まず、海外では現金を大量に持ち歩くことは危険だと言われています。理由は単純、お金を持ち歩いていると、スリや強盗などに狙われやすいためです。
日本は他国に比べるとやはり治安がいいので、現金を持ち歩かない感覚が薄いと思います。私もキャッシュを持ち歩かないなんてどうゆう事?と感じます。
これは国民性ですね。
たとえばアメリカでは、日本の1万円札にあたる100ドル札をほとんど見かけることはありません。
小口紙幣である20ドル札(約2000円のお札)を利用している人が圧倒的に多く、合計1万円分以上のお金を持ち歩いている方も稀です。
それが常識として浸透してます。
そんな中、日本人が無防備に数万円分以上の紙幣を持ち歩いていたらどうでしょうか?
簡単に狙われてしまいますよね。だからこそ、現金ではなくクレジットカードを持ち歩いたほうが安全なのです。
これが日本人は金持ちと思われる原因の一つなのかもしれません。確かに無駄に気前がよかったりしますよね…
タイでは、日本人は気前がいいので凄く人気があり、逆に中国や韓国人は人気がなくむしろ嫌われてます。
両替手数料の節約にもなる
また、海外でクレジットカードを利用すると、為替交換手数料の節約にも繋がります。
だいたいどのクレジットカード会社も1.3~2.0%ちょっとの手数料を取る程度なので、日本円を現地貨幣に交換するよりも圧倒的に手数料が安いのが魅力。
反面、成田空港や関西国際空港などの主要空港で日本円を外貨に両替をすると、高い場合、10%近くの手数料を取られることだってあります。
ぼったくりと思うかもしれませんが、ロケーションがいいのと、施設料と思うと仕方がないですね。気に入らない場合、街中になる両替場を利用しましょう。
クレジットカード払いの手数料:1.3%~2.0%程度
空港で両替する際の手数料:4~10%程度
特にマイナー通貨への交換手数料は高いです。その点、クレジットカードの場合にはどの国で利用しても手数料がかなり低く抑えられているので、結果的に無駄な手数料を払わずに済むのです。
家計管理も、経費精算もしやすい
家計簿もつけやすいです。
海外の現地通貨に交換した後、海外でそのまま支払いに使った場合には何処でいくら使ったのか?ということがレシートを保管していたとしてもわかりにくい。
まず、英語ですし、日本人からするとわかりにくいです。私も買い付けに行った時、レシートは貰いましたが、落ち着いてみてみると全然覚えてませんし、わかりにくいと感じます。
しかし、クレジットカード払いをすれば利用明細書上に日本円に換算した結果の請求金額が明記されるので、免税店で○円の買い物をした…というのが明確にわかるようになります。
海外で現金払いレシートを貰っても明細がわかりにくい
海外でカード払い:カード利用明細書で詳細がわかりやすい
ちなみにこれは家計管理という面でももちろんですが、経費として後日、会社に申請する場合にも役立ちます。
利用店舗の業種がわかりやすいアメックス
個人的に海外で好んで利用しているのがアメリカン・エキスプレス・カード。なぜかというとアメックスを海外で利用した場合には、
その利用店の業種が利用明細書に表示されるためです。アメックスは是非一枚持った方がいいです。別に一番グレードの低いカードでかまいませんし、
年会費いくらとかかかるカードじゃなくても構いません。
前述のように海外の店舗というのは店名も中国語だったりフランス語だったりするため、
利用明細書に利用したお店の名前が表示されたとしても「なんの支払いなのか?」ということがかなりわかりにくいんですが、
アメックスを利用すれば飲食店やホテルといった業種が表示されるため、あそこで使った物か、というのがわかりやすいメリットがあるのです。
特に仕事で海外に行くという方は、経費精算をするためにも是非一枚アメックス利用がおすすめです。
2:海外では支払い方法を選べない
日本国内でクレジットカードを利用すると、一括払い、分割払い、リボ払い、ボーナス払いといった多彩な支払い方法の中から、自分が利用したいものを選ぶことが出来ますが、海外では基本2種類の支払い方法のみ。一括払いかリボ払いのどちらかしか利用することが出来ません。
日本国内 一括払い、分割払い、リボ払い、ボーナス払いなどが選択可能
海外一括払いかリボ払いのみ
しかも、支払い時に一括払いかリボ払いかを選ぶのではありません。
日本国内で発行されたクレジットカードには基本設定として海外では○払いを利用するという設定がなされているので、
その設定に基づいた支払い方法しか利用ができないのです。
つまり、あなたの保有するクレジットカードがもし海外ではリボ払いを利用するという設定になっていれば、
海外のどんなお店やホテルで利用してもすべてリボ払いになります。
同様にすべて一括払いを利用するという設定がされているカードであれば、どこの国でどんな風に使ったとしても、すべての支払いが一括払いになるのです。
そのため、海外に行く前には必ず、自分が海外に持って行こうとしているそのクレジットカードの支払いがどっちに統一されているかを確認するようにしてください。
管理画面にログインして調べるか、面倒でしたら会社へ電話してしまうのが早いです。あまり気にしない方でしたら、構いませんが、無駄な物にはお金をかけないはベースな話ですので、面倒がらずに設定しておくべきでしょう。
海外でのご利用分は、国内と違い、カードお申し込みの際ご選択いただいた「一括払い」もしくは「リボ払い」となります。
変更ご希望の方は、海外旅行へご出発の前に変更願います。
当然、すぐに繰り上げ返済したとしてもリボ払いの金利手数料がかかってしまうのでご注意ください。
3:クレジットカードは最低でも2.3枚、持って行こう
海外にクレジットカードを持っていくのであれば、必ず2.3枚以上持っていくようにしてください。
理由は、簡単。盗難にあった場合や、何らかの理由で使えなくなった場合、大変困るからです。
これなら1枚のクレジットカードが使えなくなってしまった場合でも、もう1枚あれば何となあるからです。
財布ごと盗まれてしまった
利用限度額に到達してしまった
カードを失くしてしまった
部屋に置き忘れた
磁気ストライプ異常で買い物に使えなくなった
長期出張中、有効期限に到達してしまった
心配性かもしれませんが、何事にも予備プランは大事ですので、是非お勧めします。
ビザかマスターお好みに合わせて持っていくべきです。
2枚目としては海外に強いアメリカン・エキスプレス・カードでしょう。
4:海外旅行傷害保険付きのカードは必須
海外旅行傷害保険付きのクレジットカードを持って行こう。
これは簡単、盗まれた場合や故意ではない出来事が起きた際、保険付きカードであればそれで弁償できる方です。
備えあれば患いなし。
簡単に説明すると、海外旅行傷害保険というのは海外に滞在している時の万が一からあなたを守ってくれる保険のこと。
急病、怪我、損害賠償、事故、盗難、遭難などなど、例外はもちろんありますが、そういったトラブルで生じた損失を補ってくれる有り難い保険なのです。
この保険が付いているクレジットカードを選んで、海外に持って行こうというわけです。
海外に行く予定などプランがある場合、絶対に保険付きを選ぶべきです。何かあってからでは遅いですし、絶対に後悔します。
海外の医療費はとんでもない
気にしすぎでしょ。と思った方はちょっと甘いかも。
たとえばアメリカや中国でよくある病気『盲腸』になってしまった時にかかる費用は、だいだいどのくらいだと思われますか?
答えは300万円~500万円程度。桁を間違えていませんよ、100万円を大幅に上回る300万円~500万円です。
もし、あなたがそれをポンッと払える貯金がある方であれば問題ありませんが、
そんなことになってしまった場合には自己破産しかない…という方は、必ず海外旅行傷害保険付きのクレジットカードを持っていくべき。
日本では考えられませんが、海外は異常に医療が高いです。保険がないと終わります…
エポスカード セゾンブルーAMEX 楽天カードは今のところ年会費も無料ですし、気にして確認するべきだと思います。
他にもホテルで水漏れを起こしてしまって修理代として数千万円請求されたとか、高級レストランで展示してあった美術品を壊してしまったとか、
そういった場合の補償も海外旅行傷害保険があればOK。中々レアな事ですが、そのレアな体験がたまたま自分が旅行の際に起きたりするものです。
狙ったかのように…心配にさせるつもりはありませんが、起きてからでは手遅れですし、損しかないですから、保険は必ず加入すべきです。
盗難が起きた場合も便利ですし、何度も言いますが、日本ではないので日本での感覚は捨てるべきです。海外は日本ほど融通がききませんし、寛容ではありません。
海外旅行傷害保険の適用期間は3ヶ月程度です。
但し注意点も。クレジットカードを持つことで加入可能な海外旅行傷害保険の適用期間は、最大でも3ヶ月程度だということ。
これが海外旅行や短期滞在であれば全く問題ありませんが、海外赴任や海外留学などの場合には期間が不十分なので、
クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険ではなく、損害保険会社が提供している海外旅行傷害保険に加入するようにしてください。
市販の海外旅行傷害保険であれば3ヶ月以上の長期加入も可能ですよ。
ダントツに使う確率が高いのが、「傷害疾病治療費用」、つまりケガ病気の治療費用です。
この保険金は、かかった病院代を全額払ってもらえます。海外旅行保険の中で一番頼りになる項目です。
このため、有料保険の場合、「傷害疾病治療費用」が一番、コスト(=保険料)がかかります。
5:海外ではキャッシングを使おう
海外でのキャッシング利用です。キャッシングというと、抵抗を持っている方も多いかと思いますが、
海外利用に限りその考えを変えるべきです。
海外ではなぜキャッシングを利用すべきなのか?
では海外ではなぜキャッシングを利用すべきなのか?というと、それは単純に多額の現金を持ち歩くのは怖いため。
時々、日本から10万円以上の現金をスーツケースにいれて海外に持ち出す方もいますが、そういったお金を持ち歩くこと自体がまずなにより危ないです。
持ちだした日本円をアメリカドルなどのメジャー通貨に交換する場合であればまだ手数料は安いのですが、
東南アジアの通貨など、マイナー通貨に交換する場合にはとんでもない手数料が必要になる場合があります。下手すると20%くらい取られる可能性も覚悟してください。
その点、キャッシングであれば世界中のどこの国や地域でも低い手数料で現地通貨を手に入れることが出来るため、
手数料の大幅な節約になります。ですので海外キャッシングの利用がおすすめなのですね。
キャッシングした場合、ATMからはその国のお金で出てきますので、両替手数料が安い。
海外キャッシングができるようにしておこう
尚、保有しているクレジットカードの契約次第では、海外キャッシングが利用できないように設定されているケースもあります。
こちらも海外渡航前に、果たして自分のクレジットカードでは海外キャッシングが出来るのかどうかを確認しておくようにしてください。
これも管理画面やサポートセンターで聞いとくべきです。
いくらまでキャッシングできるのか?といった、
限度額チェックもお忘れなく!海外に1週間以上いくなら、少なくとも20万円くらいのキャッシング枠が欲しいです。
6:JCBカードもあると便利です。
JCBカードは日本国内での利用に強いクレジットカードですが、国外は使えない所が多いです。
私はJCBを持ってますが、海外利用しにくいので不便です。
ですが、観光地であるハワイやグアム、韓国、台湾といった場所では不自由なく使えるんですが、
それ以外の地域だと途端に知名度が落ちて使いにくくなる傾向にあります。マスターやビザがこんなに普及しているのにJCBが普及してないのが不思議ですね。
ですが、海外旅行には不要とも思えるJCBカードですが、JCBラウンジという、JCBカード会員であれば使うことが出来る場所を利用することが出来るため、
私は是非とも海外に持っていくべきカードです。
JCBプラザは、世界60ヵ所で海外旅行をサポートしています
「JCBプラザ」は、世界60ヵ所に設置された海外サービス窓口です。
JCB加盟店のご予約や観光に関するお問い合わせをJCBプラザ・スタッフが日本語で承ります。
JCB加盟店情報の提供
観光情報の提供
ホテル・レストラン・オプショナルツアー・各種チケットの予約
カードの紛失・盗難時のサポートをしてくれる
Wi-Fi 無料サービスがある
インターネットプリント無料サービスがある
日本語新聞、雑誌の閲覧が出来る
現地ガイドブック、情報誌の閲覧が出来る
ドリンクサービスがある
マッサージ機が利用出来る
レンタル傘サービスがある
荷物の当日中一時預かりサービスがある
などなど、メリット大。あとは日本語が通じるのが凄く安心ですね。
例えばタイに行った時には『タニヤまではどうやって行ったらいいのか?』ということを相談することも出来ますし、
ホテルの手配、レストランの手配も日本語で喜んで対応してくれます。
また、無料Wi-FiがJCBラウンジの中には飛んでいるので、日本から持っていったスマホやパソコンを接続して、現地情報を調べる…なんてことも可能ですよ。
更にJCBラウンジの中にはJCBが直接運営している、JCBプラザラウンジという高級バージョンも存在します。
こちらでは無料でインターネットが接続されたパソコンを使うことが出来たり、フリードリンクを飲みながらくつろぐ…なんてことも可能。
世界の主要都市9ヵ所には、JCB会員の方専用の自由にくつろいでいただける空間「JCBプラザ ラウンジ」を設置。
「JCBプラザ ラウンジ」では、JCBプラザの共通サービスに加え、ドリンクやマッサージ機を用意してラウンジならではのサービスを提供します。
また、インターネットや現地情報誌などを自由にご覧になれます。
私もJCBプラザラウンジはよく利用しますが、現地ツアーの手配やマッサージ店の予約代行なんかにも快く応じてくれますよ。
語学が苦手な方には、日本語でいろいろと相談できるこのサービスがほんと役立つはずです。
7:出発前に利用限度額は増枠できる
これから海外旅行に行くのだけれども、クレジットカードの利用限度額が少なくてちょっと不安…という方は、
出発前に利用限度額の一時増枠をクレジットカード会社に対してお願いしてみてください。
一時増枠申請のやり方は簡単、クレジットカード裏面に書いてある電話番号に連絡をし、海外旅行に行くので一時増枠をお願いしたいと伝えればOK。
これだけであとは15分~半日くらいで増枠審査をしてくれて、通常よりも大きめの限度枠を提供してくれるはずです。
海外旅行時は一時増枠申請が通りやすい
一時増枠をしたいのは山々なんだけど、あんまり利用履歴がよくないから…という方でも、海外旅行時はちょっとしたチャンス。
そもそもクレジットカード会社の立場で考えてみると、海外旅行をする人=そのくらいお金に余裕がある人なので、
ちょっとくらいの増枠であれば応じてくれやすい傾向にありますよ。
同様にキャッシング枠も増枠してもらう
同様に利用限度額だけでなく、キャッシング枠も一時的に増枠してもらうことも可能。
こちらもちょっとした審査が必要になりますが、
海外ではキャッシングが使えないと不便であることはクレジットカード会社の方もよくわかっているので、
審査に通してもらいやすい傾向があると思います。是非、あわせて挑戦してみてくださいね。
しかし、私の楽天カードは何度枠を広げるよう伝えてもあげてくれません。すでに5年以上使ってるのに不思議で仕方がないですし、
若干失礼だなと感じます。遅延もしてません。学生の頃作ったカードなんですけど不思議で仕方がないです。
そもそも、増枠しませんか?とメールしてきてるのは楽天側なんですけどね…
無差別に送るのやめてほしいです。
8:長期滞在なら、出発前に有効期限の確認を
海外赴任や海外留学などで、長期にわたって渡航予定があるという方に確認してもらいたいのが、クレジットカードの有効期限。
これをチェックし忘れてしまうと、海外でとんでもなく苦労をする可能性があります。
普通は期限一か月前にお知らせなど届くはずですが、それも忘れてしまう場合もありますし、海外に行ってる間に期限切れなんてこともありえます。
クレジットカードは郵送されるカード会社に登録している現住所に対してのみなので、
海外滞在時にクレジットカード更新なんてことになっても、新しいカードを受け取ることが物理的に不可能になってしまうのです。
海外渡航前に受け取っておこう
それではどうすれば良いのか?というと、これは有効期限到達よりも前に、クレジットカードを更新してもらうしかありません。
たとえば三井住友VISAカードの場合には、有効期限到達の半年前であればカード更新を前倒ししてくれるサービスが提供されているので、事前にサポートセンターに相談をして有効期限の更新をすればOKです。
便利なサービスですね!是非カード会社へ問い合わせをし、事情を説明して、早めに更新し安心してから海外へいかれてください。
9:海外で困った時の連絡先をメモしてから行こう
海外で万が一、困ってしまった時の連絡先をメモしておくことです。
仮にすべての荷物や財布を盗まれてしまった場合には、クレジットカードもなければ携帯電話もない状態になってしまうため、
クレジットカード会社に連絡を入れるのが難しい状態に
そういう時でも落ち着いて対応できるような対策を、海外にいく前にはきちんと準備しておいてほしいそういう話です。
私は若干心配性なので、まず、ホテル情報は、日本でプリントアウトしてクリアファイルにまとめてバックにいれておきますし、これは定番ですが、パスポートもコピーをしておきます。
後は、携帯で画像を撮っておきます。なんでも携帯で撮っておきます。
携帯なくしたら終わりですが…
徹底的にリスクヘッジをしても海外ですから余裕です。むしろ気を抜いた時こそ危ないと思います。
プリントアウト、携帯で撮る、メモ用紙を持ち歩く、など事前対策は大事です。
ネットに繋がる環境なら大丈夫
今の時代、インターネットを使ってちょっと調べたらカード会社の緊急連絡先がわかるはずなので、よほどの新興国にいかない限りはまず大丈夫。
カードを盗まれてしまった場合でも、警察なり友人なり、周りの人なりの手助けをもらって、慌てずに対応するようにしてください。
尚、日本で発行されているクレジットカード会社には盗難保険という有り難い保険が備わっているので、
仮に誰かにあなたのクレジットカードを悪用されてしまったとしても、それほど心配する必要性はありません。
暗証番号を誰かに教えてしまうような明らかな落ち度がなければ、その損害は保険会社があなたに代わって負担してくれます。
Q.海外での医療費ってそんなに高いの?
海外での医療費って高い…ということはすでに説明させていただきましたが、日本に住んでいる限り、医療費が高いなんてあまり実感できませんよね。そこで聞いた話を載せます。
アメリカの病院に数時間ほどお世話になったらしいですが、その時に請求された金額は30万円弱程度。
わずか3時間ほどの施術に対しての請求金額がこれなので、確かに手術などで数日、病院のお世話になった場合には
数百万単位で請求されるのもわからないでもないですが…
青ざめますね…一度、肺気胸で一週間入院した事ありますが、15万位かかりました。これが海外だった場合、終わりますね…
また、海外旅行中に早産してしまい、現地で子供を集中治療室にいれて3ヶ月後に帰国した夫婦の方が、
病院から数億円を請求されて人生終わった…という話も聞いたことがあります。
風邪で入院も高額ですし、歯医者も高額。とにかく、病院は高いので海外の病院は行くべきではないです。
海外の医療費というのは日本人の常識をはるかに超える金額になってしまうことが多いので、
海外旅行傷害保険がついたクレジットカードを持っていくことが重要になるのですね。
こう考えると日本の医療制度は充実してますね。保険証なくても風邪位でしたらそんなにかかりませんしね。
Q.海外でのクレジットカード利用方法は?
海外でクレジットカード利用方法は単純です。なにも話さずにクレジットカードを店員に渡せば大抵、察してくれます。
暗証番号入力タイプであれば4桁の番号入力を、サイン記入を求められた場合にはそのままサインをするだけで支払いが完了するので、むしろ不慣れな硬貨や紙幣で払うよりもクレジットカード払いのほうが楽ですよ。
貨幣で払う:どれがいくらの価値がある紙幣かわからない
カードで払う:いくらの支払いでもサインや暗証番号入力で支払える
高い為替手数料を払わされることのほうが多いので、現地通貨で支払うようにしてください。
Q.ヨーロッパに行くならICチップ付きクレジットカードが必要なの?
イタリアやフランス、ドイツといったヨーロッパに行くのであれば、ICチップ付きのクレジットカードを持っていったほうが無難…と言われています。
クレジットカード決済機はどうにか対応しているんですが、店員がICチップのないクレジットカードでは支払えないと思っているケースなども多いらしいので
VISA:ICチップ付きを持っていく
マスターカード:ICチップ付きを持っていく
アメックス:付いていなくても問題なし
ダイナースクラブ:付いていなくても問題なし
ICチップ付きのものを持っていくようにしてください
Q.チップをクレジットカードで支払うことって可能?
海外といえばチップ…というイメージを持っている方は多いかと思いますが、このチップもクレジットカード払いで支払いが可能です。
やり方は簡単、レストランなどでの支払い時にチップ金額を手書きで記入し、チップを含めた支払い金額に書き直せばOKです。
だいたいそういうお店で出されたレシートというのは下記のようにチップ記入欄が最初からついているので、
そこを活用することでチップすらもカード払いしてしまうのですね
尚、逆にチップ欄を空欄にしたままで会計をしてしまうと、店側が勝手にチップを記入して請求してくるケースがあります。
どうしてもチップを払いたくない場合には、チップ欄にバツじるしを付けるなどの対策をしておいてくださいね。
私が定員でしたら、私に直で頂きたいので、会計は別で頂きたいものですね。
気前よくチップばかり払って、チップ貧乏にならないよう気を付けてください。
正しい知識を手に入れて、更に楽しく快適な海外を満喫するようにしてください。
海外におけるカード事情まとめ
*クレジットカード会社が用意しているインターネットサービスを利用すれば後日、一括払いで支払いをしたものであってもリボ払いに変更することが出来る場合もあります。
*日本人はお金持ちという印象を持っている外国人は多いため、国によっては日本人だからスリや強盗などの被害に合いやすいという事情もあります。テレビでみましたが、イタリアとか多いらしいですね。併せて気をつけてください。
*一度、日本に帰国すればまた3ヶ月間、保険が適用されるようになるので、飛行機で頻繁に日本と海外を行き来しているビジネスパーソンなら、クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険でも充分です。
*為替市場が乱高下を繰り返している時などでは稀に、日本円を選択したほうが有利になるケースもあるとは思いますが、それもあくまで確率的にそういう場合があるという程度。現地通貨を選んでおけば基本は問題ありません。