「株価チャートを学習する」ということで、はじめにローソク足について紹介します。
ローソク足は、そのあらわす期間の始値(はじめね)・終値(おわりね)・高値(たかね)・安値(やすね)と上ひげ・下ひげで構成されています。 

始値 … その日の最初についた株価(寄り付き)
終値 … その日の最後についた株価(大引け)
高値 … その日についた最も高い株価
安値 … その日についた最も安い株価
慣れてくるとパッと見ただけで、株価の状態が把握できるようになります。
ローソク足の一定期間分を横に並べると、株価の全体の流れもつかみ取れます。覚えておくと大変便利です。

ローソク足は簡単に分けると2種類になります。
株価が始値よりも終値の方が高かった場合を陽線(四角の中が白い)、逆に終値の方が低かった場合を陰線(四角の中が黒い)といいます。

ローソク足について 陽線の説明
ローソク足について 陰線の説明
…陽線と陰線では、図のように始値と終値の位置が逆になります。
もし、陽線が何日も続くようであれば、始値より終値が常に上に来ますから、右肩上がりのチャートを形成します。
これは相場に勢いがあり、買い手が多いことになります。
逆に陰線が続くようであれば、終値が下に来ますから、右肩下がりのチャートを形成して、相場の勢いがなく売り手が多いことになります。

単純にいってしまえば、株を買った後に陽線が続けば利益が出るということです。
イメージで考えると「天使のような陽線」、「悪魔のような陰線」という見方がわかりやすいと思います。

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